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2004年04月07日
MEMO: ホームサーバー/プロバイダー
梅田氏のブログのGoogleネタで気がついたことをメモ。
インターネットの手前側と向こう側の価値のバランスで、必要な商品・サービスががらりと変わるという件。
1. ホームサーバー
むかしむかし: 回線が細くて、手元のPCが貧弱だった時には、自宅にサーバーを設置する意味がありました。その頃は、PCはディスクが2~3GBで、サーバーに30GBくらいのディスクがあると便利でした。CD 1枚分のデータ(OS)を数晩かけてダウンロードする(しかも自動的に)のには、手元のPCよりもダウンロード専用のサーバーの方が便利でした。また、ネット上のファイル(Webやプログラムなど)をキャッシュするという使い道もありました。
ADSL以降: 回線が速くなると、CD 1枚分のダウンロードが数時間で終わるので、必要な時にダウンロードしてCD-Rに焼く方が楽になりました。また、PCのディスクが30GBくらいになったら、上の用途は不要になりました。逆に、インターネットに公開するためのWebサーバーは意味があるようになりました。
2. プロバイダー
むかしむかし: プロバイダーが提供するメール保存容量は10MBくらい、Webスペースも10GBくらいでしたが、プロバイダーの提供サービス内容は、手元のPCと比べると十分なスペックでした。
最近: PCのディスクが60GB以上になったら、PC内にメールを数GB分保存するのは問題ありません。プロバイダーの提供サービスは手元のPCと比べて貧弱になりました。その後メール保存容量やWebスペースがが100MBに拡張されましたが、まだまだ弱いことには変わりありません。
3. Google
Googleを利用するということは、知らないうちにペタバイト級のデータベースを利用しているという意味がありました。ペタバイトとは手元のPCの1万倍という圧倒的な大容量です。Googleのメールサービスは、1GBのメール保存容量を提供する予定です。これは手元のPCに実際に保存する容量と同じくらいで、他のプロバイダーの10倍以上です。
つまり、Google以前のプロバイダーは、現在の手元のPCよりも貧弱なサービスしか提供していなかったので、さほど便利さを感じることができなかった。
→手元のPCよりも大規模なサービスを提供することで、サーバー(インターネットの向こう側)を利用しようとする意欲が出る。→ビジネスになる!!
ホームサーバーも、手元のPCよりも強力なスペックを用意しなければさほど価値がでない。(そうでないなら玄箱で十分)
例えば、広告を掲載しているWebサイトや、アフィリエイト(アソシエイト)プログラムに参加しているWebサイトを開いているならば、サイトの人気を上げるために自働化したいタスクがいろいろあるはず。
・指定サイトの更新状況をチェックして、更新情報をニュースとして掲載。
・ニュースサイトから関連ニュースをピックアップしてヘッドラインを掲載。
・指定キーワードで定期的に検索エンジンでサーチして、興味深い動きがあったらリンク紹介。
・自分のサイト内の問題点を診断・修正する。
・自分のサイトについて、他のサイトで紹介しているか・悪口を書かれていないかを調査。
・指定掲示板で、自分のサイトや関連話題が上っていないかを調査。
・時節ネタ(イベント)の自動発動。
こういったタスクをプロバイダーのホストやホームサーバーで走らせたいのではないか?
投稿者 fuzzy : 2004年04月07日 03:30