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2004年04月15日

Fast or Slow?

> PSOBB
月曜夜はLv15、火曜夜はLv16、水曜夜はLv18、木曜夜はLv20になりました。
単独でのクリア度は2-3まで。

> IIJ利用規制
IIJおよびぷららダブルルートオプションでの転送量過多ユーザーに対する警告通知(事実上の契約解除通知)が今月に入って進められているようです。(この場合は別のプロバイダーの料金の高いプランへ移行すればよいのだと思いますが...)

結果としてこの問題に影響がある話なのですが、当ミラーサイトは他のサイトと異なる設計思想を持っています。

> Fast or Slow? (回線利用基準)
・一般のミラーサイト
回線の帯域を最大限利用することを狙っています。最大100Mbpsの性能を引き出せば、約1TB/dayの転送量を引き出せます。(実際にはその数十%が限度です) そのために高性能のサーバーを設置しますが、回線の増設はあまり行いません(最大2ルート)。固定IPの光(FTTH)回線を使います。

・当ミラーサイト
回線あたりの転送量を低く抑えることを狙っています。各回線の使用率をピークの10%以下に下げることで、周辺への影響によるトラブルを抑える狙いがあります。高性能のサーバーではなく抑え目な性能のサーバーを使い、回線数とサーバー数を増やして性能を稼いでいます。基幹サーバーのみ固定IPを使い、安価なDHCP回線を利用しています(独自にDDNSサーバーを持っています)。また、ADSL回線の再活用も始めています。これを実現するために、徹底的な設備のコストダウンと管理作業の自働化の検討を進めています。

> No UPS? (サーバー設計基準)
サーバーの設計の狙いもまた、当サイトは常識的な他のサイトとは異なります。

1. UPSを使いません
Windows Serverを利用する場合、UPSを使わないことは自殺行為ですが(ディスクへの書き出し時間の余裕が無い電源断は、しばしばシステムドライブのファイルシステムをふっとばします)、BSD/Linuxを利用することでこの問題を高い確率で回避しています(一部のファイルが破損しても、システムは1年程度は問題なくランニング可能です)。

この運用には、コンテンツが静的であることも味方しています。

2. 発熱を抑えます
自宅サーバーの最大の問題は、発熱に対する冷却(エアコン)の電気代です。高性能なサーバーは消費電力が大きい分だけ発熱も増えます。1個のCPU、1台のHDD構成のシステムを使うことで、発熱量を低く抑えます(一般には2個のXeon級CPUとSCSIのRAID構成)。これにより、エアコンの使用を控えめにできます。

3GHz以上のPentium 4はTDPが80Wを超えますが、2.8GHz以下のCeleronを利用することで60~70Wに下げられます。また、Pentium III/Celeron 1~1.3GHzを使うとTDPを約33Wまで下げることができます。

3. RAIDやテープバックアップを行いません
複数のHDを使うRAIDや、テープドライブ等のバックアップは行いません。代わりに、ネットワーク接続された他のサーバーとミラーリングを行っています。特定のサーバーが故障しても、別のサーバーからデータを戻すことで元の状態に回復します。

これはシステムを簡素化したり、発熱を下げたり、システムコストを下げたりするメリットの他に、代替サーバーへアクセスを振替することでシステムを無停止のまま運用できるメリットもあります。

4. ダウン時間を許容しています
別の回線によりサービスを代替できる場合が多いことから、個別の回線のダウン時間が長くても許容する思想を持っています。システム全体として生きていれば、多少のロス(故障)があっても許容しています。このため、バックアップ設備を省略することでコストダウンが可能となっています。

投稿者 fuzzy : 2004年04月15日 23:00